益田建設の歩みを考えるとき、山形屋さんの下請け工事を通して経営や商売の薫陶を受けてきた経緯がある。記念誌の第一節は「人はふと思い立って、遠くへ出かけることがある」当時の社長が山形屋のルーツである山形を訪ねる場面から始まる。幕末から、西南戦争、金融恐慌、太平洋戦争から高度成長まで史実から学ぶこと多々である。