ロバート・キャンベルさんによると、近代以前の日本には腐葉土のような
無形の資源が数多く埋もれているとのこと。

シカゴ万博でスケールダウンした宇治平等院鳳凰堂のプレカットされた部材を、
プラモデルを組み立てるように建てた日本の大工の生産性と、
流れるような空間に魅了されたフランク・ロイド・ライト。
今、その思想や作品が日本の建築家を魅了してやまない。

外人の研究者や芸術家、知識人のフィルターを通して、新たな価値を生
みだした例は数多い。